2013.3.10
「シーズンズ」を活かしたまちづくりを考える会主催のイベントに
参加してきました。シーズンズの庭をつくったポールズミザーさんの
講演の後、パネリストに確実園本園の前野義博氏、三谷都市建設設計室の
三谷幸司氏を迎え市民ディスカッションが行われました。
詳しい内容は控えさせていただきますが、園芸やガーデンの立場の人だけ
ではなく、虫や鳥など生き物の立場の方、地権者のかた、他にもたくさんの
方が参加されていました。
150名募集で180名お部屋に入れずお断りした方もいたそうです。
始まる前に宝塚ガーデンフィールズ シーズンズに寄りました。
今年で庭ができて10年、季節ごとに通い出して8年、都合がつけば
ポールさんのレクチャーに参加していました。
3月の庭も静かな中に春を感じるいいお庭です。

ここで見るといつも福寿草を植えたいと思うのですが、年末バタバタしている
うちに働いている園芸店では売り切れています。

葉っぱの繊細さもかわいいし、なんといっても黄色い花が春っぽいです。
花友の家では2月に地際あたりで花が咲き出し約Ⅰヶ月茎を
伸ばしながら花を咲かせているそうです。

春の花木も咲いていました。ヒュウガミズキ、サンシュなど
足下のクリスマスローズとグッドコンビネーション

いつも、この常緑のリョウメンシダが気になっています。

園芸店でクリスマスローズを販売していると一点もの顔がべっぴんな子が
お嫁に行くけれど、ピンクのグラデーションが固まりが素敵です。

有茎種のアグチフォリウスが植栽では好きなのですが、
あんまり見かけなくなったような気がします。仕入れないだけかなぁ。

スノードロップ 少し終わりかけていましたが、ぎりぎり間に合いました
今年12月24日に閉園が決まっているので、昨年の秋には植えた
さなかったそうです。それでも良く咲いているよとガーデナーさんから
聞いていました。居心地がいいところに少しずつ球根が移動している
らしいですよ。

そして同じ場所の約Ⅰヶ月後、シラーカンパニュラータのブルーや
キク科の小花(名前いつも聞き忘れるのですが)、シダのコゴミ、
アジュガの花など黄色とブルーの花の絨毯になります。

球根植物が終わるとシダが伸びて、、、と同じ場所で何度か楽しめる
植栽をしていて、すごい技術と知識だといつも思うのです。

黄色い固まりは何?とおもって近づくと小型のスイセン’テータテート’
でした。
1年草のような華々しいものが溢れていないと花がないと言われると
他の庭を管理している友人に聞きました。生活の中に、緑とか自然を
楽しむ事が少ないような気がします。
季節の植物が植えられ、農薬に頼らず、生き物たちの憩いの場に
なっているこのガーデンがいい形で残ってほしいと思います。